整形48

【臨床症状】60代 左足の筋力低下

【問題】画像所見と診断名は?

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※ T2WI、T1WI、脂肪抑制の矢状断、T2WIの横断像の順に表示

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    • 各腰椎椎間板の変性や膨隆、黄色靭帯および椎間関節の肥厚、椎体の骨棘形成も認められる
    • またL3に前方辷りを認め、これにより馬尾の圧迫を認め脊柱管狭窄症が疑われる
    • L3/4の狭窄部位より頭側に馬尾弛緩(redundant nerve root)を認める
    • 他、L2椎体に骨髄浮腫を認め、外傷や加齢による変性疑い
    • S2椎体背側に小嚢胞が見られ、perineural cyst疑い

    【馬尾弛緩(redundant nerve root)】

    ・長期に渡る強い脊柱管狭窄がある場合に、狭窄部中枢側に伸長し屈曲、蛇行した馬尾を認める事がある

    ・これを馬尾弛緩と呼ぶ

    ・前屈、背屈によって狭窄/弛緩/絞扼の繰り返しによって生じると考えられている

    ・単一レベルの狭窄よりも、複数レベルの狭窄で起きやすく、狭窄が強いほど強く見られる傾向がある

    ・時に同様脈奇形(AVM)との鑑別が問題になることがある

    ・側弯が強い高齢者にもみられることがある

    参考文献:骨軟部疾患の画像新案 第2版

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