整形30

【臨床症状】10代 足を捻って受傷

【問題】画像所見と診断名は?

50006144_2018_04_24_MR_Image001
 

※ 脂肪抑制の矢状断、脂肪抑制、T2*、プロトン強調の冠状断の順に表示

➡ 横断像
50006144_2018_04_24_MR_Image115
 

※ 脂肪抑制、T2*の順に表示

    ▶答えはこちら
    • 脂肪抑制画像で舟状骨の内側に骨挫傷と考えれらえる浮腫性変化を認める
    • また同部位挫傷と関連して、後脛骨筋腱とスプリング(ばね)靭帯の信号強度変化も認め、損傷が疑われる
    • 臨床症状と合わせて、舟状骨骨挫傷、スプリング靭帯損傷疑いとなった
    • その他、異常所見なし
    舟状骨の骨挫傷と後脛骨筋腱の損傷
    スプリング靭帯の損傷が確認できる

    【スプリング(ばね)靭帯】

    ・スプリング靭帯は踵骨の載距突起と舟状骨粗面の後面をつなぐ靭帯で、底側踵舟靭帯とも言われている

    ・足部アーチ構造の維持に関係しており、他にアーチ構造に関係している靭帯は、底側距立方靭帯、長足底靭帯がある

    ・スプリング靭帯損傷の主な原因は、繰り返し行うジャンプなどの継続的負荷やオーバーユース

    ・スプリング靭帯損傷が起きると、アーチ構造が維持できなくなり舟状骨が足底側に落ちてくる

    ・その結果、偏平足の状態となり、足底や後脛骨筋の負荷増大する事で足底腱膜炎やシンスプリントなどが起きる事がある

    【後脛骨筋腱】

    ・後脛骨筋腱は距腿関節の内果後方かつ距骨下関節軸の内側を走行している

    ・足部の内側縦アーチを引き上げ、荷重応答期の衝撃をやわらげる働きや立脚終期に足部や身体を安定させる働きがある

    ・後脛骨筋腱が損傷を起こすと偏平足などの症状が起きる

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