整形55

【臨床症状】40代 下肢の痺れ

【問題】画像所見と診断名は?

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※ T2WI、T1WI、脂肪抑制の矢状断、T2WIの冠状断、横断像の順に表示

    ▶答えはこちら
    • Th-10に蝶頸椎を認める
    • 確認できる範囲では、他の奇形を認めない
    • C3/4、C5/6、Th11/12にて椎間板の膨隆を認め、脊柱管狭窄症が疑われる

    【蝶頸椎(体)】

    ・椎体は左右に分かれた軟骨核から形成されるが、正中で癒合不全を起こすと「sagittal cleft vertebra」と呼ばれる状態になる

    ・高度になると、蝶頸椎と呼ばれる特徴的な形態が確認できるようになる

    ・胸腰椎に好発し、複数のレベルでみられることもある

    ・他の椎体奇形や縦隔、尿路、消化管奇形を合併することもあると言われている

    ・単純写真やCT、MRIで左右に分かれた椎体が楔状の形態を示し蝶ネクタイのような形を確認できる

    ・単純写真の側面像では前部の椎体高が低くなっているので、圧迫骨折との鑑別が問題になる事がある

    参考書籍:骨軟部疾患の画像診断 第2版

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