common disease3

【臨床症状】

【問題】画像所見と診断名は?

CT_20240817101151_Image049
 
➡ 造影CT
CT_20240817101151_Image170
 
➡ 造影CT(冠状断)
CT_20240817101314_Image007
 
➡ 単純MRI
MR_20240817101804_Image020
 
➡ 造影MRI
MR_20240817101939_Image041
 

    ▶答えはこちら
    • 右腎に約3cm程度の腫瘤影を認める
    • 内部に低吸収域を認め脂肪成分が混在しているのが分かる
    • 造影では不均一なやや造影される部位を認める
    • MRI画像ではin-phaseとopposed-phaseにおいてケミカルシフトによる信号低下を認め、微小脂肪成分の存在が確認できる
    • 上記より腎血管筋脂肪種(renal angiomyolioma:AML)と診断できる
    • 他の所見として、S4とS8に肝血管腫、右腎嚢胞、子宮筋腫あり

    【腎血管筋脂肪種】

    ・腎血管筋脂肪種(renal angiomyolioma:AML)は、脂肪組織、平滑筋組織、血管組織が混在した腫瘍

    ・腎臓の良性腫瘍の中で最も高頻度で発見される

    ・4:1で女性に多く、40代で発見される事が多い

    ・被膜を持たない特徴があるため、浸潤性に発育する

    ・結節性硬化症に伴って生じるものがあるが、頻度としては少なく散発性が大部分を占める

    ・腫瘍径が4cm以上のものでは破裂のリスクが高いと言われているためTAEの治療対象になる

    ・脂肪成分が少ない亜型があり、fat poor AMLや、AML woth minimum fatなどと呼ばれる事がある

    ・この場合はRCCと鑑別が困難な場合がある

    ・造影CTで造影される成分は、腫瘍内の平滑筋や血管を見ている

    ・腎と腫瘍の境界面が腎内側に向かって角ばって見える事を angular interfaceと呼ぶ

    参考書籍:ジェネラリストを目指す人のための画像診断パワフルガイド 第2版

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