common disease29

【臨床症状】60代 AML疑い

【問題】画像所見と診断名は?

CT_20240822101333_Image031
 
➡ 冠状断
CT_20240822101333_Image316
 

    ▶答えはこちら
    • 馬蹄腎を認める
    • これによる水腎症などの所見は認めない
    • また右腎に6mm大の造影効果がない低吸収域を認める
    • CT値から脂肪の含有がある事が分かる
    • これがUSで指摘された腫瘤と考えられ、AMLと診断できる
    • 他の所見として、S状結腸に多発憩室あり

    【馬蹄腎】

    ・馬蹄腎は両腎下極(90%)ないし上極(10%)が癒合した状態で、0.25%の頻度で発生する

    ・腎盂は腹側を向き、尿管も腹側から走行する事が多い

    ・1/3で腎盂尿管移行部の閉塞や峡部の通過不良による水腎症、結石や尿路感染を合併する

    ・Turner症候群にも60%程度で合併する事が知られている

    ・腎盂癌の発生も高いという報告がある

    ・なお馬蹄腎は癒合腎の1つで、他にS型腎、L型腎、円盤腎など多くある

    ・腎が尿管開口部の対側に存在している状態を交差性腎と呼ぶが、このうち90%が癒合腎である事が知られている

    参考書籍:知っておきたい泌尿器のCT・MRI 改定第2版

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