common disease48

【臨床症状】50代 女性 スクリーニング

【問題】画像所見と診断名は?

J205651_2016_05_16_MR_Image001
 

    ▶答えはこちら
    • 両側側脳室三角部に腫瘍らしき病変を認める事ができる
    • 拡散強調画像では高信号を認めないが、発生部位と嚢胞状の腫瘤である事から第一に脈絡叢嚢胞が鑑別にあがる
    • また大脳鎌にT1WIで高信号を呈する病変あり
    • T2starで低(無)信号である事から石灰化と診断する事ができる
    • 両病変とも臨床的意義は低い

    【脈絡叢嚢胞/脈絡叢黄色肉芽腫】

    ・脈絡叢嚢胞(chiroid plexus cyst)は脈絡叢内に発生する神経上皮性嚢胞

    ・成人における脳室内病変としては最多

    ・一方で脈絡叢黄色肉芽腫という病態もあるが、これは肉芽腫病変で加齢性変化と考えられている

    ・両者の鑑別は脳脊髄液と同等なら脈絡叢嚢胞、それ以外であれば脈絡叢黄色肉芽腫だが難しい場合もある

    ・またこれらを鑑別する意義もあまり大きくはない

    ・拡散強調画像で高信号を認める事も多い

    ・脈絡叢嚢胞や脈絡叢黄色肉芽腫の場合は臨床的意義は低い

    ・小児の場合で側脳室内に腫瘍が疑われる場合、水頭症を伴いかつ、造影される場合は脈絡叢乳頭腫や脈絡叢癌の可能性を考慮する必要がある

    参考書籍:よくわかる脳MRI 改定第4版

    PickUp

    1

    もくじ1 日本とアメリカの放射線科医数2 日本と世界の検査機器保持数3 読影医不足問題4 放射線技師 ...

    2

    もくじ1 基本的な読影の流れ2 頭部読影の流れ3 胸部読影の流れ4 腹部読影の流れ5 自分なりの読影 ...

    3

    精神と時と読影の部屋 ここに迷い込んだからには、読影が出来るようになってから帰ってもらうで! まずは ...