common disease49

【臨床症状】10代 女性 スクリーニング

【問題】どんな正常変異がある?

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    • 右海馬采付近に嚢胞性病変を2つ認める
    • 大きさは8mm程度で、T2WIで高信号、FLAIRで低信号を示し、内容物は脳脊髄液と考えられる
    • 上記所見と発生場所から脈絡裂嚢胞と考えられる
    • その他、異常所見は認めない

    【脈絡裂嚢胞】

    ・脈絡裂とは側脳室内側壁における脈絡叢付着部で、脳弓と視床、間脳で形成される間隙の事

    ・脈絡裂嚢胞(choroidal fissure cyst)は、側脳室下角において海馬采と間脳の間隙に進展した迂回槽により、脈絡裂のくも膜下腔に発生した嚢胞の事を指す

    ・サイズが小さいものであれば特に症状はない事が多いが、大きくなるとてんかんの原因となる事がある(15~20%)

    ・脳脊髄液と同等の信号強度を示す

    ・冠状断が分かりやすい

    ・海馬近傍には、海馬溝遺残や血管周囲腔との鑑別が問題になる事がある

    参考書籍:よくわかる脳MRI 改定第4版

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