common disease51

【臨床症状】70代 女性 スクリーニング

【問題】画像所見と診断名は?

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    • 両側大脳半球の深部白質内にT2強調像やFLAIRで高信号域をみとめ、軽度の慢性虚血性変化が疑われる
    • MRA(非提示)では狭窄や動脈瘤などの所見は認めない
    • 左錐体尖部にT1WIで高信号を認める
    • T2WIやFLAIRでも(やや)高信号である事から脂肪成分である事が考えられる
    • 部位と画像所見から、左錐体尖部脂肪髄と考えられる
    • その後、定期フォローされているが、該当部位の増大等の変化は認めていない
    左上が初回画像、右上が1年後、左下が初回から3年後、右下が初回から5年後

    【錐体尖部骨髄(肪骨髄)】

    ・錐体尖部には含気がある場合と骨髄を含む場合の組み合わせがある

    ・片側のみ含気(もしくは骨髄)の場合は、左右差として認めるため、聴神経腫瘍などとの鑑別が問題になる事がある

    ・脂肪抑制画像で信号が低下するのが特徴

    ・含気の場合はCT画像で乳突蜂巣に含気を認められる

    ・錐体尖部骨髄は正常変異であり、診断されれば特に臨床的意義は無い

    参考書籍:よくわかる脳MRI 改定第4版

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