藤原先生、これからの働き方について教えてください

【概要】

  • 著者:藤原 和博
  • 発売日:2015年12月
  • ページ数:264ページ

本の目次

1 「情報編集力」の時代に脳みそをアップデートする
2  納得解を紡ぎ出す情報編集力の鍛え方
3 「納得解」を共有するための伝える技術
4 「経営者意識」で飛躍する

【結論(1番の訴求ポイント)】

レア度を表す三角形

今の自分の仕事の仕方で10年後も通用するだろうか?

こんな不安を感じた事がある人はいるだろうか?もし思った事があれば合格だ。危機感を持っている証拠。危機感があれば変わるのは簡単だ。もし思った事が無い人がいたら、これを機に考えてみて欲しい。

将来の仕事で不安になる原因はただ1つ、時代が変わっているのに自分が変わっていないことだ。時代はゆっくりだが確実に変わっていく。数年前には無かったサービスが、今や当たり前に使われていたりする。

それに合わせて自分もアップデートしているだろうか?していると自信を持って言える人は少数なのではないだろうか。(自分も含め)

これからの働き方についてはレアカードになる必要がある。ノーマルカードじゃなく、レア、ウルトラレアカードだ。言い換えると「自分だけの付加価値を生み出せるようになれ」という事である。

お金(給与)は需要と供給の関係で成り立っている。ここを知っておこう。レアになるほど数が少ないので多くの人から必要とされる、結果としてお金を多く得られる。

じゃあ、どうやってレアカードになるか?

最初は誰でもノーマルカードだ。ここからレア度を上げていくには、自分の中で3つの得意分野を作る事がカギだ。

なぜ3つか?

それは得意分野の三角形を作るためだ。

10年を目安に一つの得意分野を作る(得意分野とは100人中で一番になれそうな事)。

10年もやれば誰でも能力が高くなるので、そう難しくはないだろう。コツコツ信用と学習を重ねていえば到達できるはずだ。ここで1/100のレア度をゲットできる。ただ1/100程度のレア度ではその辺にゴロゴロいる。

なので3回繰り返す。そうする事で、100*100*100で1/100万のレア度になれる。

またこれらの能力を頂点にすると、3つで三角形ができる。この三角形の大きさがレア度(信用)を表している。

ちなみに給与は、この三角形の面積の一部を現金化している。給与とは信用の切り崩しとも言えるだろう。

なので絶えず補充していかないと枯渇してしまう事もある。

【ポイント】

情報収集能力と情報編集能力

能力(信用)の三角形を作る上で、ベースとなる考え方、能力として、筆者は次の3つをあげている。(上記の三角形の能力とは違うので注意)

・情報収集能力と情報編集能力
・納得解を得る
・ヒラでも経営者意識

まず情報収集能力についてだが、現代は情報に溢れている。今の1日に得る情報料は、江戸時代の1年分、平安時代に至っては一生分に値するそうだ。そんな中から自分に必要な情報を集めていかなければならない。

情報を収集するのにもスキルが必要なのだ。ただ漠然とニュースを見ているのとは違う。自ら情報を取りにいく必要がある。

そして得られた情報を使って仮説を立てていく。ここで必要になるのが情報編集能力だ。情報編集能力必要なのが、Why:なぜを考える事だ。

複数の情報から因果関係を考える。そうすれば、何をすればいいのかが見えてくる。そこに自分の考えを加えて自分だけの解を出す事もできる。オリジナリティだ。

情報を収集して厳選する、そこから何をすればいいかを考える。

個人的には、三角形を広げるのにはこれが一番重要かつ大切な気がする。

自分が鍛えるならこれかなと思う。

納得解を得る

自分だけの案を出せても、相手が納得してくれないと物事が進まない場合がある。

上で書いた通り現代は情報が溢れている。答えがあるものは、検索したりAIに聞けば、すぐに教えてくれるだろう。人間が必要とされるのは、答えが無い問題に対してだ。

ここで厄介なのが、誰も正解を知らないという事。当然、上司や同僚も知らない事が多い。その中で実行していかなければならない。

その中で実行していくには、相手に納得してもらう必要がある。これを納得解を得るという。

ある程度の根拠は必要だが、相手によってプレゼンの方法を変えた方がいい場合もある。このプレゼンの方法も納得解を得る必要能力の一つだ。ポイントは世界観(イメージ)を共有する事。

この共有ができれば、納得解に近づく。

関係性の面から見ると、縦と横の関係だけでなく、ナナメの関係(利害関係のない)にある第3者も有効だ。

縦だけだと緊張感が強く、横だけだと緊張感が弱い。そこでナナメの関係を入れる事で、客観的な立場からの意見を貰える事も多い。

人は第3者の意見は信用しやすいという面もある。

ヒラでも経営者意識

そしてもう一つ必要なのが経営者目線だ。

経営者目線と書くと大げさに聞こえるかもしれないが、要は一人一人が時代に合わせて成長していきましょうという事だ。

経営者は時代の流れ、変化を見極めなきゃならない。そこの判断を間違えると簡単に会社は傾いてしまう。なのでアンテナは全力で張っておく。

これを真似しましょうという事だ。

時代は何を必要としているか、トレンドは何かを感じる。その中で自分はどんなスキルを習得していくのか、それをどう生かしていくのか。

ひと昔前ならITスキルだった。でも今や生成AIが出てきた。指示さえすれば簡単に作ってくれる。ここで必要なのは発想力だ。

発送力さえあれば、後は簡単にAIが作ってくれる。

このように時代は絶えず変化している。

現状維持ではなく変化を受け入れて変わっていく事が今後の働き方になるのだろう。

【まとめ】

自分の付加価値を高めよう

今の世の中に確たる正解はない。それは業務でもそうだし人間関係でもだ。

時代も変われば、正解も変わる。ひと昔前は正解だったものが、今は不正解という事も十分にある。

その流動的な中で、どうやって三角形を広げていくか。

スタートするには若い方が有利なのは間違いない。

でも遅すぎるなんて事はない。

なぜなら世の中の大半は、動いていないから。

生活していくためにはお金が必要だ。

お金は仕事をして得られる。

どうせ仕事するならレア度が高い仕事をしてみよう。

レア度が高いという事は、他人から感謝される能力を多く持っているという事だ。結果的に多くのお金も得られるだろう。

自分の付加価値を高めよう。

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