骨 解剖12

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【問題】 次の画像で番号が振ってある部位の解剖名を答えよ

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    1. 黄色靭帯(Yellow ligament)
    2. 肋椎関節(Costovertebral joint)

    【解説】

    • ヘルニアは頸椎、腰椎に好発する(胸椎は頻度的には少ない)
    • ヘルニアが突出した部位によって、正中ヘルニア、傍正中ヘルニア、外側ヘルニアに分類される
    • 局所ではなく全体的に脱出しているのを膨隆(型ヘルニア)と呼ぶ事もある
    • 椎体の腹側には前縦靭帯、背側には後縦靭帯、上下の棘突起間に黄色靭帯などの靭帯が走っている
    • 各々の靭帯が何らかの原因で骨化することを前縦靭帯骨化症(OALL)、後縦靭帯骨化症(OPLL)、黄色靭帯骨化症(OYL)と呼ぶ
    • 椎体終板に起きるタイプ別変性をModic分類(1~3型)と呼ぶ
    • 1型を骨髄浮腫期に該当し、T2WIで高信号、T1WIで低信号のものを指す
    • 2型は脂肪変性期に該当し、T2WIで等~高信号、T1WIで高信号
    • 3型は骨硬化期に該当し、T2WI、T1WIともに低信号を示す
    • 骨硬化により椎間孔(神経孔)が狭小化し、症状が出てくることもある

    【ワンポイントアドバイス】

    • 椎間板ヘルニアは100万人もいるらしい
    • そう言われると、10代の若い人でもヘルニアの人はそこその頻度で見るよね!