common disease40

【臨床症状】50代 女性 1週間前に意識消失あり

【問題】画像所見と診断名は?

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    • 右側頭葉の前端近くにFLAIR画像で高信号を認める
    • 臨床症状と合わせて、てんかんが疑われる
    • 鑑別としてastrocytoma
    • その他の異常所見はなし

    【てんかん】

    ・混同されやすいものとして、てんかんとてんかん発作がある

    ・てんかん発作は、様々な原因による神経細胞の異常放電によって発作性に感覚、運動、記憶、意識の異常をきたした状態

    ・てんかんは、てんかん発作が再発性に自然発生する慢性の脳の状態の事

    ・てんかんが疑われた場合には最初に脳波検査(EEG)が実施される

    ・そこで明らかな発作が確認された場合はMRI検査を実施する

    ・MRIでは病変部(seizure focus)がFLAIR画像で高信号として描出される

    ・てんかんにおいて頻度が高い側頭葉てんかんが疑われる場合は、海馬中心に冠状断の撮影が必要である

    ・治療は投薬が基本だが、30~40%で薬剤抵抗性のものもある

    参考書籍:よくわかる脳MRI 改定第4版

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