ワシの好きな言葉、教えてやろか?
酒、タバコ、金!
アホか! こんなん昭和時代の競馬場にいる爺さんやん!
もくじ
肘側副靱帯断裂(損傷)(collateral ligament tear)とは
肘側副靱帯断裂の概要
今日は側副靱帯についてレクチャーしてくで。
側副靱帯と聞いて膝をイメージする人や、肘をイメージする人もおると思う。この靭帯損傷は膝が多いんやけど、実は肘の損傷も結構多いんや。スポーツしている人に多いな。
せやから、今日は肘側副靱帯損傷/断裂を中心に話してこうと思う。ちなみに肘側副靱帯損傷の中でも内側側副靱帯損傷が頻度的に多いから、こっちを中心に話していくで。とは言っても基本的な事は内側も外側も変わりあらへんけどな。
内側(尺側)側副靱帯損傷は、野球のような反復性の負荷によっておきんねん。反復動作を繰り返してオーバーユース状態になると、靱帯への負荷から損傷や断裂になるんや。
せやから必然的に若い人に多いな。野球やテニス、バドミントンなんかの投球動作に近い事を繰り返すスポーツに多いで。
ちなみに側副靱帯は外側と内側にあって、これらがある事で関節が左右方向にズレないようになってんねんで。
- 投球などの反復的なストレス負荷により発生するものを慢性障害としている
- 他の原因は外傷によるものが多くこちらは急性障害
- 急性障害は手をついての転倒などが多い
- 臨床所見は損傷部部の圧痛と外反ストレステスト陽性
- 屈筋損傷や屈筋腱付着部の剥離骨折を伴う事もある
肘の解剖
肘の解剖を載せておくで。代表的な部位と靱帯を記載しておいたから覚えておいてや。これらは画像を読む上でも重要やからな。

肘側副靱帯断裂の原因と臨床症状
原因
側副靱帯損傷の原因としては、野球の投球のような継続的な反復負荷によるものと外傷性のものがあるで。
反復負荷は分かりやすいな。何度も同じ部位にストレスがかかる事で、靭帯が悲鳴をあげて損傷や断裂を来すねん。
外傷性のものは手をついた状態での転倒で、瞬間的な外力によるものやな。肘関節の捻挫や脱臼が原因で損傷を受けるんや。
所見
臨床所見としては外反ストレステストが陽性になったり、靱帯部分の圧痛があんねん。
同時に神経も損傷している場合は痺れなどの症状を訴える人もおるで。
治療法
治療法としては、側副靱帯単独の損傷や断裂の場合は保存療法を取る事が多いで。可動域が制限されないようにリハビリなんかも含めて治療していくねん。
外科的な治療が対象になる事もあって、その場合は側副靱帯だけやなくて複数の靱帯が損傷している場合や。この場合は靱帯再建術なんかを実施する事もあるらしいで。
画像所見
肘側副靱帯断裂の画像所見
次に画像所見についてや。基本的に膝も同じような所見やで。膝の側副靱帯損傷/断裂も確認したい人はリンク貼っておくから確認しといてや。
- 急性期画像所見
- 靱帯の辺縁不整
- T2強調像での靱帯内の高信号
- 靱帯の不連続 靱帯周囲の浮腫性変化
- 陳旧性(慢性期)画像所見
- 靱帯の欠損
- 狭細化やたるみ
- 線維性瘢痕
- 断裂した靱帯が周囲と癒着する事がある
- 靱帯の異所性骨化や繊維線瘢痕による肥厚も認める事がある
実際の症例
さて、実際の画像や。
この症例は40代男性の右肘なんやけど、転倒時に手をついたらしいねん。それからの疼痛で精査のためにMRIを実施した例や。
内側側副靱帯の腫大と周囲の信号上昇が認められると思う。側副靱帯損傷疑いとなった例や。

次は10代の男性で左肘の画像で柔道の受け身の時に手を付いてしもうた例や。内側側副靱帯が確認出来ひんのと浮腫性変化を反映して脂肪抑制画像で高信号や。断裂疑いとなった症例やな。

次は右肘MRIで外側側副靱帯損傷のケースや。近位部の信号上昇と関節水腫が認められると思う。
こう見るとやっぱり解剖が重要ってのが分かるな。

鑑別診断のポイント
内側側副靱帯の上腕側の軽度信号上昇について
内側側副靱帯の上腕内側上顆付着部には正常例でも軽度信号上昇を認める事があんねん。
これは靱帯付着部に滑膜が侵入しているからやと考えられてるわ。患者エピソードを確認する事が重要やで。
ちなみに外側の痛みの原因にはこっちもあるで。確認しておいてな。
まとめ
今日は肘内側側副靱帯損傷についてレクチャーしたで。基本的な所見は膝の時と同じや。肘に関するポイントは2つ。
投球などの慢性的な負荷、外傷などの急性負荷によって発生する
側副靱帯の解剖は超重要
この2つかな。途中で話したけど、解剖を知っとかんと何も出来ひんで。
「リーダーというのはやはり、安心と興奮を同時にくれる」
これはある漫画の言葉なんやけど、メチャ刺さってん。
こんな上司がおったら最高やん?何かあったらケツ持ちするからチャレンジせぇ!言うてんねんで。
ただ言うは難しや。実際、そんなリーダーは少数や。言葉ではそう言っても、実際ミスったら責任丸投げな人が多いねん。
世の中そんなんばっかやねん。マジでそんなんばっかやねん。せやから自分の身くらいは自分で守れるように知識が必要や。
僕も安心と興奮を与えられるような先輩になろうと思います。
なので、僕の読影力が上がるまでもうしばらくレクチャーお願いしますね!
へへっ!了解や!
ほな、精進しいやー!