頭部 解剖6

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【問題】 次の画像で番号が振ってある部位の解剖名を答えよ

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    1. 高位円蓋部(High fornix)
    2. 側脳室(Lateral ventricle)
    3. シルビウス裂(Sylvian fissure)  
    4. 視交叉(Optic chiasm)
    5. 下垂体(Pituitary gland)

    【解説】

    • 脳脊髄液は側脳室の脈絡叢で作られる
    • 側脳室、第三脳室、第四脳室、中脳水道は繋がっていて、第四脳室の正中孔(マジャンディー孔)と外側孔(ルシュカ孔)でくも膜下腔と交通している
    • 何らかの原因で脳脊髄液がたまり脳室が大きくなる事を水頭症と呼ぶ
    • 意識レベルの低下などがあれば緊急ドレナージの対象
    • (正常圧)水頭症は、シルビウス裂が拡大、脳室の拡大、高位円蓋部及び、正中部の脳溝やくも膜下腔の狭小化を認める
    • 視交叉は左右の視神経が交わるところで、片側につき2本の視神経が左右の情報を持ち、これが交差し後頭葉に情報を送る事で、左右の情報を得ている

    【ワンポイントアドバイス】

    • 頭蓋内に囲まれた組織(脳実質、髄液、血液)の総量は一定である事をモンロー・ケリーの法則という
    • つまり脳萎縮が起きると、その分を補うべく脳脊髄液が多くなる