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【問題】 次の画像で番号が振ってある部位の区域気管支を答えよ
▶答えはこちら
- B1
- B3
- B2
- B5
- B4
- B6
- B7
- B8
- B9
- B10
【解説】
- 右肺は大葉間裂(major fissure)と小葉間裂(minor fissure)によって3葉(上葉、中葉、下葉)に分かれる
- 更に気管支の走行によって10区域に分類される
- B3とB6を見つければ、他は分かりやすい
- 左肺は大葉間裂のみで上葉と下葉に分かれる
- 左肺はS1+2となっている事、S7が無い事が違い(つまり8区域)
- 葉間裂にはいくつかの変異があり、奇静脈葉間裂、上副葉間裂、下副葉間裂、左小葉間裂などがある
- これらは正常変異で病的意義を持たない事が多い
- 胸膜は2つあり、肺側から臓側胸膜、壁側胸膜と呼ばれている
- 痛みを感じるのは壁側胸膜なので、肺炎などの所見により胸膜肥厚を伴っていて、胸痛がある場合は胸膜炎になっている事が多い
- 肺のリンパ節は学会によって少し違う事がある(下記添付は肺癌学会の規定によるもの)
- リンパ節は短径で1cm以上の場合を有所見とする
【ワンポイントアドバイス】
- ・肺区域は認定技師試験で必ず覚えておく項目の一つ!