整形35

【臨床症状】10代 野球(ピッチャー)をしている 肘痛精査

【問題】画像所見と診断名は?

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※ 冠状断、矢状断、横断像の順に表示

    ▶答えはこちら
    • 上腕骨小頭は外側部で解離しているのが確認できる(母床に骨硬化、小嚢胞あり)
    • 離断性骨軟骨炎疑い
    • 他、腕骨滑車近くに2mm大の点状の遊離骨片があり

    【離断性骨軟骨炎】

    ・10代の若者に多く、野球の投球障害でよくみられる事から(外側)野球肘とも言われている

    ・上腕骨小頭に好発するが、橈骨頭にも発生する

    ・原因は、投球時の反復性外反ストレスにより上腕骨小頭や橈骨頭に圧迫力がかかる事で、軟骨下骨に血流障害を起こす事と考えられれている

    ・初期は痛みなどの症状が無い事が多く、発見が遅れるもしばしば

    ・レントゲン写真による病期分類がある

    1. 透亮期
    2. 分離期
    3. 遊離期

    ・単純写真では上腕骨小頭のわずかな骨透亮像や骨硬化像を見逃さないように注意する

    ・治療方法は、透亮期程度までなら保存療法で治癒が可能だが、病期や大きさによっては外科的治療の対象になる事もある

    骨軟部疾患の画像診断 第2版 より引用改変

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