整形50

【臨床症状】70代 辷り症精査

【問題】画像所見と診断名は?

209527_2016_10_26_MR_Image001
 

※ T2WI、T1WI、脂肪抑制の矢状断、T2WIの横断像の順に表示

    ▶答えはこちら
    • L4/5の右椎間関節から頭側への滑膜嚢胞の脊柱管内への突出を認め、椎間関節骨膜嚢胞疑い
    • 他に両側椎間関節の肥厚、両側黄色靭帯の肥厚、椎間板の膨隆、骨棘の突出を認め神経根や馬尾の圧迫を伴っているため、脊柱管狭窄症と考えられる
    • L3/4にも同様に椎間関節の肥厚、黄色靭帯の肥厚などを認め、神経根の軽度圧迫疑い
    • 他、L4の軽度の前方辷り症の所見あり

    【椎間関節滑膜嚢胞】

    ・滑膜嚢胞は滑膜に発生する嚢胞で、椎間関節に接して認められるのを椎間関節滑膜嚢胞という

    ・椎間関節との交通を有するのが特徴だが、画像上で確認できることは少ない

    ・発生機序は明確ではないが、椎間関節の変性や外傷、黄色靭帯の変性などが関与していると考えられている

    ・傍椎間関節嚢胞、椎間関節嚢胞、脊柱管内ガングリオンなどとも呼ばれる

    ・下位腰椎(L4/5)に好発する

    ・MRI画像上では、基本的にT1WIは低信号、T2WIでは高信号だが、内容物によって様々な信号強度を示す

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