労働市場で評価される普遍的な能力 その2

生産性とは

生産性の重要性

「生産性」とは「投入したリソースに対してどれくらいの結果を出せたか」の指標です。

100時間かけて100の結果と10時間で100の結果では後者の方が生産性が高いと言えます。その差にして10倍です。今後、少子高齢化と職種の多様化によって限られた人材、業務時間の中でより良い結果を出すには、この生産性の考えが必ず必要になってきます。そして医療業界ではまだまだ生産性の概念が浸透しているとは言えない場面が多く見受けられます。今回はそんな生産性について話していこうと思います。

生産性を上げる必要性

生産性を上げるとどうなるか

生産性が上がると大きなメリットが得られます。

  • 少ない労力で従来と同様(もしくはそれ以上)の結果を出すことができる
  • 自身の時間的余裕が生まれる
  • 自分の市場価値が上がる
  • 定時退社などワークライフバランスにも有効

このように生産性を上げる事でメリットが多くあるのですが、実は世の中の創業者はこの能力を無意識下で磨いている事が多いんです。というか生産性を上げないと仕事が回らないという現実も。

創業当初は自分しかいないので、何もかも全部自分でやらなければならなりません。当然時間が足らない。ただある程度、事業が軌道に乗ってくると資金に余裕が生まれます。ここで今までやってきた事をマニュアル化し、誰でも一定のクオリティを出せるようにします。そして、このタイミングで人を採用したり外注して作業を任せます。そして自分の時間を作り、事業が拡大できそうな案件に着手する。当たればまた資金に余裕が出来るのでさらなる設備投資に費やせる。

この繰り返しで一定の規模になると、自分がいなくても会社が回り始めます。そうなると更に時間に余裕が出来るので、次の新しい事にチャレンジ出来る。そしてこの2回目のチャレンジでは、1回目の経験があるので費やす時間も短くて済むことが多いです。

つまり生産性が上がることによって1回目と比較して2回目のほうが格段に早いんです。人生が楽になるキーワードは生産性なんです。

生産性が上がらないとどうなるか

逆に生産性が上がらないと以下のような負のループから抜け出せません。

生産性が上がらない→楽にならない→余剰時間が出来ない→新しい業務にチャレンジ出来ない(自分の能力が上がらない)→市場価値が高くならない→転職出来ない→今の職場にいるしかない→モチベダウン→最初に戻る。

中にはこれでもいいと言う人がいるかもしれません。確かにアレコレ考えるのは疲れますからね。多少給与が低くても自分には作業をしている方が性格的に合っている。

別に本人が納得しているのであれば他人がどうこう言う権利はありません。その人が選んだ道です。しかし人生は何があるか分かりません。

結婚して家庭を持ったりするかもしれない。子供が出来たりするかもしれない。病気になるかもしれない。親の介護をしなければならなくなるかもしれない・・・

人生のステージで変わる労働時間

人間の労働可能時間は人生のステージ別で変化します。

それはよく考えてみたら当たり前で、20代前半では仕事と遊びに、30代で家庭や子供が出来たら家庭の時間を優先し、50代で子供が独立したら再び仕事にコミットし定年後は趣味に没頭する。

中には趣味を優先する人もいるかもしれません。結婚しない人もいるでしょう、結婚しても子供を作らない人もいるでしょう。それも自由です。このように10人いれば10通りの人生があります。しかし確実な事があります。

それは、年齢と共に無理が出来なくなるという現実です。

20代のころは1日くらい徹夜でも乗り切れました。ただ40代ではそうもいきません。育児や介護があると仕事に割ける時間は限られます。親の介護のために退職しなければならない、いわゆる「介護離職」という話しも聞きます。

そして今は昔に比べて男性も育児をする時代になりました。急な発熱などで保育園や幼稚園から呼び出される事もあると思います。まともに育児に関わろうとすると19時、20時まで残業なんて出来ません。でも両方とも待ってはくれません。だから生産性を上げる必要があるのです。

このように人生には色々なライフイベントがあります。そのタイミングで考えが変わるかもしれない。むしろ強制的に変わらなければならないかもしれない。そんな時に変わろうとしても手遅れだったら?であれば今のうちから少しずつでも変わってみるのも1つではないでしょうか。

生産性を高めてハイパフォーマンスを少ない時間で達成する。結果的にそんな人材は企業が最も欲しがる人材でもあります。

映写技師という資格があった時代

昔は映画館に映写技師という職業がありました。昔は映画をフィルムで回していたので、これを調整する仕事があったのです。

フィルムなので1リールあたりの上映時間に限りがあります。これを上手く繋いだりトラブルがあった時に即座に対応できる人が必要でした。しかし時代の流れに伴いこの仕事は無くなっていきました。

理由はデジタル化です。デジタル化でリール交換の必要がなくなったのと、トラブルも激減しました。つまり時代の流れで今まで必要だったスキルが不必要になってしまったんですね。そうなると企業としては高い給与を支払ってまで雇用している意味がありません。これも技術によって生産性があがった結果です。

今現在、映写技師という職業は存在しません。このように自分の意志とは関係無く仕事が無くなる事もあるんです。

でも私は国家資格を持ってるから大丈夫。そう言った考えほどは今後は危ないかもしれません。今や映写技師なんて言葉を知っている人はいないでしょうが、実はこの映写技師、国家資格だったのだです。

日本の国力の低下

これからの日本は国力が低下していくのは確実です。少子高齢化と、円安による外国人労働者の減少です。

一昔前までなら円高と物価高もあり円を稼ぐことは外国人にとって意味がありました。しかし今は円安です。わざわざ難しい日本語をマスターしてまで出稼ぎに来るほどの魅力が日本に無くなってきているのです。

つまり市場に提供される労働力が少なくなってきて、さらにそれを取り合うような状態になりつつあります。

現に2023年9月13日のニュースでUSJがバイト(クルー)に破格の条件を提示したとのニュースが出ました。(USJ、バイトに破格手当

内容は、時給1100円以上、祝い金10万、家賃補助を3万まで、引っ越し代、敷金礼金も規定の範囲で負担など内容がメチャ手厚いです。

正社員でもこんな待遇を呈示出来ない施設もあるでしょう。逆に言うと、知名度があるUSJですらこの条件を提示しないとバイトが集まらないという事なんでしょうね。

このように少ない労働力を取り合う、いわば労働力戦国時代に突入しているとも言えるのではないでしょうか。

国内でのこれからの成長分野

ただ一方で日本は2023年段階でまだGDPが世界3位の先進国でもあります。それなりに内需もあります。条件さえ選ばなければ仕事もあります。つまり売り手市場です。ただ注意しなければならないのは、市場に出ている仕事は総じて低待遇の事が多く、高給を得ようとすると以下の2パターンがあります。

  • 国内において高齢者を対象にしたビジネス
  • 国外で働く

国内において高齢者を対象にしたビジネスは医療や介護などです。これらは今後の成長産業ですが特殊な資格(医師免許など)が必要になる場合も多く参入障壁やコストが高い場合が多いです。

国外の場合は高給を得るには外資系企業で外貨で稼ぐのが1番早いでしょう。だたこれは語学力に加え、世界の人材と競争する必要が出てくるために国内の競争よりも大変です。

一方で経営者側から見ると、人件費の高騰は事業存続において重要な要因でもあります。現状では円が弱くなってきているために資材の高騰がある事と、ここから更に人件費が高騰すると価格転嫁をする必要があり、低価格路線で勝負している企業は客離れが起きる可能性も否定出来ません。

また事業が順調でも、それに対する労働力が集まらずに業務が拡大出来ないという事も起こりえるでしょう。特にこれは地方都市ではかなりリアルな問題です。仕事はある、顧客もいる、でも労働力が集まらないのです。これは、みすみす売り上げを捨てているのと同じ事です。もったいないですよね。

なので地方の経営者は今の労働力でさらに結果を出してくれる人を望んでいるのです。そして、そのような人材はまだ少ないです。このように今後の日本においては生産性を上げる事が重要かつ吃緊の課題なのです。一方で労働者側からすると、この生産性が高い人材になる事が待遇をアップさせる方法の1つでもあります。また生産性はIQのような先天的な能力ではなく、後天的に身につけられる能力でもあるのが特徴です。

生産性を上げる必要性

雇用側の目線で労働環境を見返してみると、サラリーマンの場合は8~9時間は拘束されており、準備や移動時間も含めたら最低10時間くらいにはなります。ここに睡眠を7時間とした場合、残りの7時間程度が自分の時間となる計算ですが、この7時間も全て自由に使える訳ではなく、食事、入浴その他で自分の自由時間は数時間なのがほとんどでしょう。しかも家庭や育児を抱えていると更に時間が取られます。とにかく時間が足らないんですね。

今や2023年度において国の借金は1000兆円を超えるなどイメージがつかない状態にまでなっています。一方で、今や人生100年時代とも言われており、平均寿命も年々延びています。

厚生労働省は2040年に65歳を迎える人のうち女性の2割が100歳まで生きると推計しました。(2020年厚生労働白書より

これは1970年代に生まれた人達なので、令和生まれの人はいくつになるのか想像がつきません。戦国時代の人達が60歳を超えるのがイメージがつかなかったように、令和生まれは100歳を超えるのは当たり前になるのかもしれません。

そしてこれらか考えられる事は労働期間の延長です。国の財源は税金なので、国としては長い期間働いて納税して貰った方が良いんです。現に2013年の法改正で定年が65歳に義務化されました。(高齢者雇用安定法改正

今後も労働する期間が延長されていくのは容易に想像できますね。50代で若手と呼ばれる、簡単に死ねない、リタイア出来ない時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。

なぜ生産性が上がらないのか

生産性が上がらない原因

ではなぜ生産性が上がらないのか。日本国内において生産性が低い原因は主に3つあります。

  • 評価基準のズレ
  • そもそも生産性という考えが浸透していない
  • 労働者の高齢化

順に見ていきましょう。

評価基準のズレ

未だに国内において、生産性が評価項目に入っていない企業が多く見受けられます。同じ結果でも時間をかけて(残業してまで)出した結果の方が良いと思われがちのようです。これは特に医療業界では顕著です。

「時間をかけてやっている=真面目に取り組んでいる」というふうに見えてしまうんでしょうね。

同じクオリティなら投入した時間が短い方がいいのは明らかなのですが、どうも生産性を高めてヒマしているように見えると、印象が良くないようです。

管理者は残業する事で、実際は人件費や電気代が余分にかかり、最終的な利益を少なくしている事も頭に入れておくべきでしょう。今の仕事をどうやったら少ない工程で出来るようになるか。ショートカットという表現の方が近いかもしれません。この考えが出来る人が実は優秀な人だったりするんです。

余談ですが実はヒマにも2種類あり、生産性が高くて結果的にヒマになってしまったパターンと生産性と結果のクオリティが低くヒマになってしまったパターンがあります。上司や管理者のマネジメント能力が低いと、ここの違いが分からず火傷をする事になります。

生産性という考えが浸透していない

また日本ではそもそも生産性という概念が存在しない企業も多いです。これには学校で教えてこなかった、職場でも教わってこなかった等の理由が考えられます。その結果、稼ぐために残業するなんて事が起きるのです。完全に目的が逆転してしまっていますね。

外国のジョークで、「日本人は始まりには厳しいのに、終わりには無頓着だ」なんて事も言われたりもします。

生産性とはつまり「終わりを意識しているかどうか」に尽きるのかもしれません。その点でいうと、女性の方が終わりを意識している人が多いのではないでしょうか。

これは仕事に加えて、育児や家事などやるべき事が多いのが理由としてあります。特に子供が小さい内は本当に時間が無く、休みも無い。限られた時間の中でやりくりしなければなりません。任せられるのは任せたい。だからドラム式洗濯機やお掃除ロボットなどが流行るんです。

多少お金を掛けてでも、時間が捻出できるなら惜しみなく投資する。これがまさに生産性の考え方です。育児は待ってはくれません。だから強制的にでも生産性を上げなければならないのです。

男性も育児をするようになれば、もっと生産性の考えが見につくかもしれませんね。本当に世の中のお母さんは時間が足りていないのです。

労働者の高齢化

また高齢化も原因の1つです。

労働生産性は「産出量/労働投入量」とされています。この計算式に労働者の高齢化は含まれていません。一方で、高齢化率と労働生産性の間には統計的に有意な関係があるというデータもあります。(高齢化と労働生産性の関係についての一試論

つまり高齢化になるほど生産性は下がっていくのです。これが日本全体で生産性が上がってこない原因の1つです。そしてそれは今後も継続します。実際に2023年にGDPがドイツに抜かれて世界4位になる見通しというニュースも出てきました。(日本のGDP ドイツに抜かれて世界4位に IMF予測

ちなみにドイツも高齢化率は20%超と世界でも上位ですが、日本とは平均寿命と高齢化のスピードが圧倒的に違うのです。

企業の対策

一方で一部の企業が生産性を求める動きが出てきています。今やファミレスや食事処もオーダーシステムはほとんどタッチパネルになっています。またアプリをダウンロードし予めクレジットカード情報を登録しておく事で、事前に注文し店舗に来て受け取るだけのシステムも出てきました。

これは従来であれば人間がやっていた業務を機械がやるようになり生産性が上がった例です。人間が注文を取って会計レジをしていたら必ず人を雇わなければなりません。これがシステムを導入する事で、人件費を少なくして売り上げは従来のままという事を可能にしました。

そして今後もこの流れは続き、様々な業界でも起きてきます。

医療業界ではクレジット後払いというサービスを導入している医療施設も増えてきました。

これはクレジットカード情報と診察券情報を紐付けしておく事で、当日の会計待ちを無くせるというサービスです。医療機関への不満の1つが時間が長いというのがあります。

これは会計は当日中に施設内でしなければならないという前提があったのですが、これを見事に変えた例です。クレジットカードで後払いする事で代金の未払いを防げる、会計業務の優先度が下がりより重要な業務を優先できるなど、生産性が上がった例になりますね。

このように今後はどの企業も効率化は必須課題になるでしょう。なぜなら労働人口の減少により人材が集まらないことが大きいからです。

そして実は人間がやるより機械に任せた方がコストが抑えられるという面があります。機械はコンセントに差しておけば基本的に24時間、不平不満を言わずに正確に働いてくれます。経営者側からするとどちらを選ぶかは明白ですね。

生産性を上げるには

生産性を上げるポイント

生産性を上げるには2つのポイントがあります。

  • 仕事と作業の違いを明確にする事
  • 大きな改善と小さな改善

これも順番に見ていきましょう。

仕事と作業の違い

仕事とは

普段実施している業務の中には仕事と作業の2つがあります。仕事は思考力が必要な内容。

例えば新規商品開発や仮説の想定、運用案作成などです。簡単にいうと0→1に近いような仕事になりますね。成功した時のインパクトが大きく、付加価値が高い仕事が該当しやすいです。これらは総じて時間を要する事が多く、かつ何度もトライ&エラーが必要になります。

仮説を立ててトライする事だけでも普通の人からすると二の足を踏むかもしれませんが、ここにエラー(失敗)という結果が出てきます。自分が必死に考えて実行した結果が失敗という経験はキツイのですが、これが1回ではなく何回も続きます。

何度も繰り返して始めて当たりが出る。つまり仕事とは否定される事の連続なんです。ある程度のメンタルの強さも必要になります。

作業とは

一方の作業は特に思考力が必要とされない内容。例えばルーチン業務などがこれにあたります。

基本的に作業にはマニュアルがあり、これは時間さえかければ誰でも出来るような内容な事がほとんどです。言い替えると誰でも出来るように作り込まれた仕事で、コンビニ等のアルバイトなんかが該当します。また1回覚えてしまえば後は繰り返しの連続なので、特に叱られる事もありません。(ミスをすれば当然叱られますが)個々で見ると誰でも出来る内容なので付加価値も高くはない事が多いです。

どちらを優先させるか

生産性を上げるにはいかに投入リソースを少なくして最大限の結果を出すかによります。つまり誰でも出来る作業を減らして、リターンの上方の振れ幅が大きい仕事の比率を多くするかです。

しかし仕事は今までにないものを作る事が多いので難易度は高いです。かつメンタルの強さも必要になります。

つまり業務の負荷レベルでは作業の方が格段に楽です。だから皆作業をしがちなのです。でも作業をしてても生産性が大きく上がる事はありません。ここの違いは明確にしておく必要があります。

大きな改善と小さな改善

もう1つの項目、大きな改善はインターネットやAIなどの大きなイノベーションが該当します。売り上げを計算していたのが電卓からエクセルやシステムになるようなもの。これは時代の流れとも言い、基本的にあらがう事は難しいです。その変わり劇的に効果が上がります。最初は拒絶していても、いずれは避けては通れない事になるでしょう。

一方の小さな改善は、日々の業務改善です。一作業辺りの業務時間を5%短縮や、低付加業務の取捨選択などが該当します。これは普段から意識していないと難しいです。なぜなら今の運用は先人達が効率化した結果であり、そこを更に効率化させる事はかなりの観察と労力が必要になるからです。

また効果がすぐには目に見えてこないので実感が湧かない事もしばしばあります。これは数字のような客観的に評価できるような形で見える化するのがポイントです。

どこの職場でも普段の仕事の中で面倒な事はいくつかあるでしょう。その面倒な事がヒントです。自分も困っている事は他人も困っているのでは?と考えてみる事、ここに気がつけば、後はAIの力を使うなりして自動化出来ないかを考えてみましょう。

ショートカットの考えが重要です。

生産性のまとめ

今後、生産性は全員が持つ能力であり考え方

これからは生産性の概念は全員に必要だと思っています。じゃないと少子高齢化の今後で仕事はできません。

そして生産性を上げる為にはショートカットの考えが重要です。仕事と作業を明確に区別し、大小の改善で作業を出来るだけショートカットする。

まずは日々の1つ1つの業務にどれくらいの時間がかかっているのかを実測してみてはどうでしょうか。やってみると分かりますが、実はメール確認/返信だけでトータル1時間を使ってたなんて事はザラにあったりします。これを半分にするだけでも生産性が上がったと言えるのではないでしょうか。

何をしたらいいか分からないという人は、まずこのような目の前の作業を半分の時間で終わらすにはどうしたらいいかと考えてみてはどうでしょうか?

固定概念を取り払い、生産性を上げ、余裕が出来た時間で好きなことをする。更に仕事に打ち込んでステップアップする人もいるでしょう。時間の使い方は人それぞれです。つまり最終的に自分が納得出来ればそれでいいんです。

もし自分のイメージしている人生に生産性が必要だと感じたら、まずは自分で出来る事を考えて実行してみて下さい。何か実行すれば結果が出ます。その結果から改善点を出し、さらに実行する。この繰り返しで効率化、つまり生産性が上がってくるのです。

ぜひトライしてみて下さい!