common disease17

【臨床症状】70代 スクリーニング

【問題】画像所見と診断名は?

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    • 胆石を認める
    • これによる胆管拡張は認めない
    • また肝内胆管の拡張も認めない
    • その他の所見として、肝嚢胞、両腎嚢胞、大動脈石灰化など

    【胆石】

    ・胆石(gall stone)は、基本的に無症状の事が多く検診で見つかるケースが多い

    ・臨床症状を呈するのは全体の1%/年程度と言われている

    ・主にコレステロール、ビリルビン、カルシウムから構成される

    ・コレステロールを主成分とするコレステロール結石と、ビリルビンを主成分とする色素石に大別される

    ・コレステロール結石には、カルシウムが含まれる程度によって、純粋なコレステロール結石、混合石、混成石に分類され、前者2つはCT陰性となるケースが多い

    ・混成石はコレステロール結石、もしくは混合石にカルシウムが付着したものでCTでリング状の結石として確認できる

    ・コレステロール結石は胆嚢内に、色素石は胆嚢、胆管内のいずれにも形成される

    石灰化(カルシウム)は胆石全体の10~30%にしか見られないため、CTで結石が確認できなくても結石無しとはならない

    ・USが感度、特異度ともに高い

    ・MRIではT2WIでは低信号病変として確認できる

    ・色素石はT1WIで高信号を呈する

    ・胆嚢管、あるいはHartmann pouchに胆石があり、総胆管を管外性に圧排し、閉塞性黄疸を来す状態を Mirizzi症候群と呼ぶ

    参考書籍:ジェネラリストを目指す人のための画像診断パワフルガイド 第2版
         肝胆膵の画像診断 -CT・MRIを中心に-

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