整形47

【臨床症状】30代 交通事故

【問題】画像所見と診断名は?

J216643_2017_07_14_MR_Image001
 

※ T2WI、T1WI、脂肪抑制の矢状断、T2*の横断像の順に表示

    ▶答えはこちら
    • C5/6に椎間板の膨隆と骨棘の突出、黄色靭帯肥厚も認める
    • 上記により頚髄の圧迫きたし、脊柱管狭窄症と診断できる
    • 脂肪抑制画像で高信号では無い事から、今回の交通事故とは関係が無いと思われる
    • 他、特に異常所見はなし

    【脊柱管狭窄症】

    ・脊柱管狭窄症とは、椎間板や椎間終板の変性に加え、黄色靭帯の肥厚や骨棘などの形成により脊柱管が狭くなり痺れや痛みなどの症状を来した状態

    ・頸椎と腰椎に好発する

    ・50代から増加し始め70代にかけてピークを認める

    ・原因は軟骨無形性症のような先天性のものと、変形性脊椎症や辷り症による後天的なものがある

    ・腰部脊柱管狭窄症では間欠性跛行を認める事がある

    ・腰部脊柱管は中心間、外側陥凹、椎間孔に分けられ、これらの狭窄部位に応じて中心性狭窄と外側型狭窄(外側陥凹狭窄と椎間孔狭窄)に分けられる

    ・中心性狭窄は馬尾が全体的に絞扼され、外側型狭窄では椎間関節の骨棘形成などによる神経根が圧迫される

    ・治療法は保存的療法と外科(手術)的療法がある

    ・神経ブロックやリハビリ等によっても改善されなく、症状が悪化する場合に外科的治療が選択される

    参考文献:骨軟部疾患の画像診断 第2版

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