孤独な爺さん

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放射線技師歴が約20年で技師長歴が10年ほど。
だいたい20人くらいの技師グループ。
これからの技師には読影能力も必要だと考えてるので、 読影のポイントと、後はコ・メディカルの管理職としての経験を書いてます。

【主にやってきたこと】
・2つの新規事業立ち上げ(どちらも黒字化)
・チーム内残業80%減
・若手の認定資格取得率が向上
・新人退職率80%→10%以下
・有給をいつでも取得可能に
・産休後のママさん復帰率100%

急性好酸球中肺炎(acute eosinophilic pneumonia:AEP) ウィルス性肺炎(viral pneumonia) 誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)

今日は急性好酸球中肺炎、ウィルス性肺炎、誤嚥性肺炎についてや。これらは原因がはっきりしている肺炎やで。せやから臨床経過を確認する事が重要や。その中でもcrazy-paving appearanceのような特徴的な所見があったりして、画像所見を知っておくのは重要や。
今日はそんな各々についてレクチャーしてくで!

間質性肺炎(interstitial pneumonia)

肺炎は肺炎でも間質性肺炎。これは肺の組織が何らかの原因で線維化してまう疾患や。線維化する事で呼吸困難なんかの症状が出てくるで。ほんで1度線維化した肺組織は中々回復はせーへんねん。発見の契機は検診やったり息苦しさやったりするけど、中には進行はメチャ早いパターンもあんねん。今日はそんな間質性肺炎についてレクチャーしてくで!

肺炎(pneumonia)

肺炎での年間での死亡者は実に7万人とも10万人とも言われとる。それだけメジャーな疾患で注意せなアカン病気って事や。ほんで、一言で肺炎と言っても、実に多岐に分類されてんねん。
その中で分類別で画像所見の傾向があったりするから、その辺を中心に話していければと思う。
今日はそんな肺炎についてレクチャーしてくで!

気胸(pneumothorax)

今日は気胸についてや。
大きく分けて自然気胸と外傷性気胸があるで。その中で自然気胸はなぜか高身長で痩せ形の男性に多いというデータがあんねん。気胸はCTまで撮影すればほぼ指摘は出来ると思う。ただ単純写真で指摘出来てこその面もある。
そんな気胸についてレクチャーしてくで!

脊椎硬膜外血腫(spinal epidural hematoma:SEH)

時に原因不明で発症する脊椎硬膜外血腫。原因不明のものを突発性硬膜外血腫と呼ぶんやけど、その割合は半数近くにもなんねん。
また、なぜかC6付近とT5付近、L1付近に多く発生するという特徴があるで。
普段の検査の中でたまに見かける症例やから、画像所見を覚えておくのは重要や。
今日はそんな脊椎硬膜外血腫についてレクチャーしてくで!

脊髄梗塞(spinal cord infarction)

脊髄梗塞を見るにあたって、脊髄の栄養血管は重要や。これを知ってるのと知らんのでは全然理解が違うで。
主な原因は不明な事も多いんやけど、側副血行路が発達している関係で脳よりは頻度が少ないとも言われとる。
今日はそんな脊髄梗塞についてレクチャーしてくで!

急性リンパ節炎(acute lymphadenitis)

頚部腫脹を自覚して発見される事が多い急性リンパ節炎。これは感染源によっていくつかに分類されんねん。その中でも1番多いのがウィルス性なんやけど、他にも結核性なんかがあるで。
各々の画像所見に特徴があるんや。
今日はそんな急性リンパ節炎についてレクチャーしてくで!

脳ヘルニア(brain hernia)

頭部外傷などで脳出血が起きると脳が圧迫されて偏位する事があんねん。これを脳ヘルニアと呼んでて、ヘルニアが起きる部位によって複数に分類されてんねん。ただ中には至急で対応せんとアカンやつもあんねや。
今日はそんな脳ヘルニアについてレクチャーしてくで!

外傷(external injury)

頭部には病気だけやなくて、高エネルギー外傷なんかで損傷が起きる事もあんねん。
疾患における画像所見を知っておくのも重要やけど、外傷の画像所見も知っておくとエエ事が多いで。
てか、救急やってると遭遇する機会も多いやろしな。
今日はそんな頭部外傷についてレクチャーしてくで!

クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease)

クロイツフェルト・ヤコブ病、CJDと略される事も多いねんけど、一般の人には狂牛病の方が有名かもしれんな。
このCJDは実は感染源によって3パターンに分けられて、原因不明の孤発性が1番多いんや。
予後はかなり悪くて、発症から平均2年で死亡してまうんやけど、画像上は特徴的な所見が確認できんねん。
今日はそんなクロイツフェルト・ヤコブ病についてレクチャーしてくで!