孤独な爺さん

アバター画像

放射線技師歴が約20年で技師長歴が10年ほど。
とは言っても独り技師長じゃなくて、だいたい20人くらいの技師グループ。
新規事業立ち上げたり、残業時間減らしたり、ママさん技師が休みやすいようにしたりしてます。

「みんな、読影ができる技師になろうぜ!」

急性呼吸窮迫症候群(acute respiratory distress syndrome:ARDS)

ここ数年はCovid-19の影響もあって、救急以外の施設でも見る事が増えた疾患、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)や。これは基礎病態がある上で呼吸器不全を急性発症した状態や。病期によって画像所見が違ってくんねん。今日はそんな急性呼吸窮迫症候群についてレクチャーしてくで!

好酸球性肺炎(eosinophilic pneumonia:EP)

今日は急性好酸球中肺炎、ウィルス性肺炎、誤嚥性肺炎についてや。これらは原因がはっきりしている肺炎やで。せやから臨床経過を確認する事が重要や。その中でもcrazy-paving appearanceのような特徴的な所見があったりして、画像所見を知っておくのは重要や。
今日はそんな各々についてレクチャーしてくで!

間質性肺炎(interstitial pneumonia)

肺炎は肺炎でも間質性肺炎。これは肺の組織が何らかの原因で線維化してまう疾患や。線維化する事で呼吸困難なんかの症状が出てくるで。ほんで1度線維化した肺組織は中々回復はせーへんねん。発見の契機は検診やったり息苦しさやったりするけど、中には進行はメチャ早いパターンもあんねん。今日はそんな間質性肺炎についてレクチャーしてくで!

感染性肺炎(pneumonia)

肺炎での年間での死亡者は実に7万人とも10万人とも言われとる。それだけメジャーな疾患で注意せなアカン病気って事や。ほんで、一言で肺炎と言っても、実に多岐に分類されてんねん。
その中で分類別で画像所見の傾向があったりするから、その辺を中心に話していければと思う。
今日はそんな肺炎についてレクチャーしてくで!

気胸(pneumothorax)

今日は気胸についてや。
大きく分けて自然気胸と外傷性気胸があるで。その中で自然気胸はなぜか高身長で痩せ形の男性に多いというデータがあんねん。気胸はCTまで撮影すればほぼ指摘は出来ると思う。ただ単純写真で指摘出来てこその面もある。
そんな気胸についてレクチャーしてくで!

脊椎硬膜外血腫(spinal epidural hematoma:SEH)

時に原因不明で発症する脊椎硬膜外血腫。原因不明のものを突発性硬膜外血腫と呼ぶんやけど、その割合は半数近くにもなんねん。
また、なぜかC6付近とT5付近、L1付近に多く発生するという特徴があるで。
普段の検査の中でたまに見かける症例やから、画像所見を覚えておくのは重要や。
今日はそんな脊椎硬膜外血腫についてレクチャーしてくで!

脊髄梗塞(spinal cord infarction)

脊髄梗塞を見るにあたって、脊髄の栄養血管は重要や。これを知ってるのと知らんのでは全然理解が違うで。
主な原因は不明な事も多いんやけど、側副血行路が発達している関係で脳よりは頻度が少ないとも言われとる。
今日はそんな脊髄梗塞についてレクチャーしてくで!

急性リンパ節炎(acute lymphadenitis)

頚部腫脹を自覚して発見される事が多い急性リンパ節炎。これは感染源によっていくつかに分類されんねん。その中でも1番多いのがウィルス性なんやけど、他にも結核性なんかがあるで。
各々の画像所見に特徴があるんや。
今日はそんな急性リンパ節炎についてレクチャーしてくで!

脳ヘルニア(brain hernia)

頭部外傷などで脳出血が起きると脳が圧迫されて偏位する事があんねん。これを脳ヘルニアと呼んでて、ヘルニアが起きる部位によって複数に分類されてんねん。ただ中には至急で対応せんとアカンやつもあんねや。
今日はそんな脳ヘルニアについてレクチャーしてくで!

頭部外傷(external injury)

頭部には病気だけやなくて、高エネルギー外傷なんかで損傷が起きる事もあんねん。
疾患における画像所見を知っておくのも重要やけど、外傷の画像所見も知っておくとエエ事が多いで。
てか、救急やってると遭遇する機会も多いやろしな。
今日はそんな頭部外傷についてレクチャーしてくで!