孤独な爺さん

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西の方で技師数が30人くらいの技師長やってます。
技師長歴は約20年ほど。
新規事業立ち上げたり、残業時間減らしたり、ママさん技師が休みやすいようにしてきましたが、一周回って技師には読影が必要だと思うようになりました。

「みんな、読影ができる技師になろうぜ!」

視神経脊髄炎関連疾患(neuromyelitis optica spectrum disorder:NMOSD)

以前はMS(多発性硬化症)と同じ分類にされていた視神経脊髄炎関連疾患。
研究の結果、別の病態って事が分かってきて、治療法も違うねん。
せやから正確に診断する事は重要なんやけど、画像所見を知ってへんと診断もクソもあらへん。
今日はそんな視神経脊髄炎関連についてレクチャーしてくで!

低酸素性虚血脳症(hypoxic-ischemic encephalopathy)と一酸化炭素中毒(carbon monoxide poisoning)

臨床経過が分かってへんとCT上は一見してくも膜下出血と間違える可能性がある低酸素脳症。これは脳がびまん性に腫大するためなんやけど、知ってへんと見当違いの診断をしてまう事にもなんねん。
救急やってる施設やあらへんと、あまり見る機会があらへん疾患やけど、1度確認しておくのは有効やと思うで。
今日はそんな低酸素脳症についてレクチャーしてくで!

低髄液圧症候群(spontaneous intracranial hypotension syndrome)

交通事故の後遺症なんかでも見る事がある低髄液圧症候群。これは髄液の硬膜外漏出が原因なんやけど、頭痛の原因にもなったりすんねん。立位と臥位で症状が緩和するのが特徴的やな。
今日はそんな低髄液圧症候群についてレクチャーしてくで!

放射線壊死(radiation necrosis)

放射線治療をやっていると必ずといっていいほど、問題になる転移性脳腫瘍と再発病変の鑑別。正直、MRIだけで全てを判別出来るかと言われたら無理に近いねん。
最近はメチオニンPETなんかも出てきて、再発に有効な検査も出てきてねんけど、まだまだ一般的やあらへん。
ただ画像所見を知っておくのは重要や。
今日はそんな放射線壊死についてレクチャーしてくで!

Wernicke脳症(Wernicke's encephalopathy)

ビタミンB1の欠乏によって発症するWernicke脳症。小脳失調や軽度の記憶障害なんかが起きんねん。栄養障害で発症するのは見なくなったけど、アルコール中毒が原因の人はたまに見るな。
未治療やとKorsakoff症候群も合併してまう事もあって、そうなると回復は難しくなるで。
今日はそんなWernicke脳症についてレクチャーしてくで!

多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)

脱髄疾患の中で代表的な多発性硬化症。これは再燃する確率がメチャ高くて90%程度もあんねん。あとは比較的若い人に発症するのも特徴やな。
MRIの画像所見もあって、これを知っておかんと検査中に所見に気がつけへんで。
今日はそんな多発性硬化症についてレクチャーしてくで!

可逆性脳血管攣縮症候群(reversible cerebral vasoconstriction syndrome:RCVS)

雷鳴用頭痛が特徴の可逆性脳血管攣縮症候群。通称RCVSと呼んでんねんけど、頭痛は運動や入浴などがキッカケで起きんねん。
それほど長くは続かんのやけど、放置するとくも膜下出血の原因にもなったりすんねん。
画像所見を知ってへんと、なかなか気がつかなかったりするで。
今日はそんな可逆性脳血管攣縮症候群についてレクチャーしてくで!

硬膜動静脈瘻(dural arteriovenous fistula:dural AVF)

拍動性の耳鳴りが原因で見つかる事も多い硬膜動静脈瘻(Dural AVF)。海綿静脈洞に出来たDural AVFはCCFと呼んでんねん。無症状で見つかる事もあんねんけど、実際の画像所見を知っておくのは重要や。
今日はそんな硬膜動静脈瘻についてレクチャーしてくで!

もやもや病(moyamoaya disease)

特徴的な病名の「もやもや病」。これは実際の脳血管がもやもやしているように見える事からついた疾患名なんやけど、ホンマにそのように見える症例もあんねん。
もやもや病はかなり特徴的な所見やから、1度見ておけば指摘するのは難しくないと思うし、その1度を今回のレクチャーで伝えていけたらと思うてる。
今日はそんなもやもや病についてレクチャーしてくで!

アミロイドアンギオパチー(cerebral amyloid angiopathy:CAA)

アミロイドβが血管に沈着する事で発生するアミロイドアンギオパチー。微小出血を起こして、多発する事も多いで。またくも膜下出血の原因の1つにもなったりするんやけど、画像上は特徴的な所見を示すねん。
1度見てただ通常のルーチンやと難しい事もあるから、シーケンス追加撮影が必要や。
今日はそんなアミロイドアンギオパチーについてレクチャーしてくで!