孤独な爺さん

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放射線技師歴が約20年で技師長歴が10年ほど。
だいたい20人くらいの技師グループ。
これからの技師には読影能力も必要だと考えてるので、 読影のポイントと、後はコ・メディカルの管理職としての経験を書いてます。

【主にやってきたこと】
・2つの新規事業立ち上げ(どちらも黒字化)
・チーム内残業80%減
・若手の認定資格取得率が向上
・新人退職率80%→10%以下
・有給をいつでも取得可能に
・産休後のママさん復帰率100%

腱鞘炎(tenosynovitis)

パソコンやスマホの登場によって、腱鞘炎に罹患する数が増えたとかなんとか。
ホンマのところは分からんけど、原因から考えるとあながち間違いでも無さそうな気もするな。
比較的特徴のある症状やから診断自体は身体所見で出来るんやけど、それでも画像診断の意味は大きいねん。
今日はそんな腱鞘炎についてレクチャーしてくで!

三角線維軟骨複合体損傷(trianglar fibrocartilage complex:TFCC injury)

三角線維軟骨複合体損傷というより現場ではTFCC損傷と言った方がピンとくるかな。
これは小指側にある複合靱帯の総称なんやけど、スポーツや外傷で負傷する事がしばしばあんねん。
ただこの辺の解剖は複雑やから、1度整理しとくのもええと思ってな。
今日はそんなTFCC損傷についてレクチャーしてくで!

外側上顆炎(lateral epicondylitis)

上腕骨外側上顆炎、別名テニス肘とも呼ばれとる状態や。
これは総伸筋腱起始部の炎症や損傷が原因なんやけど、近くに側副靱帯も走ってて一見すると見分けが難しい場合があんねん。
臨床テストなんかもあんねんけど、画像でもよく観察すれば診断出来る事も多いで。
今日はそんな外側上顆炎(テニス肘)についてレクチャーしてくで!

肘側副靱帯断裂(collateral ligament tear)

側副靱帯は膝の他にも肘にもあるんや。
肘もスポーツ外傷なんかで損傷を受けやすい部位でもあんねん。
特に腕を振るスポーツはオーバーユースで損傷する事があるで。膝の側副靱帯と被る部分も多いんやけど、今日はそんな肘側副靱帯損傷についてレクチャーしてくで!

離断性骨軟骨炎(osteochondritis dissecans:OCD)

関節軟骨に発生する離断性骨軟骨炎。
進行すると関節ネズミが発生、ロッキング症状なんかが起きてスポーツに支障を来すねん。
肘に多く、その原因はオーバーユースな事がほとんどなんやけど、今日はそんな離断性骨軟骨炎についてレクチャーしてくで!

肩甲上神経絞扼症候群(suprascapular nerve entrapment syndrome)

バレーボールショルダーとも言われている肩甲上神経絞扼症候群。
肩のオーバーユースや姿勢の悪さが原因の事もあんねんけど、実はこれは神経障害やねん。
ある2箇所に原因が発生すると、神経症状が出てくんねや。
今日はそんな肩甲上神経絞扼症候群についてレクチャーしてくで!

肩関節脱臼(dislocation of shoulder)

関節の脱臼において、1番頻度が高い部位の肩。
骨頭と肩甲骨は筋肉や腱によって保持されてる関係で容易に外れやすいねん。
検査目的としてもよくある肩関節脱臼。
今日はそんな肩関節脱臼についてレクチャーしてくで!

腱板断裂(supraspinatus tendon tear)

肩痛の原因の腱板損傷。
スポーツや外傷で負傷する事が多いんやけど、日常動作でも損傷する事があんねん。
ここは血流が悪い部位でもあって、自然治癒が期待しにくい箇所でもあるんや。
今日はそんな腱板損傷についてレクチャーしてくで!

肩峰下インピンジメント症候群(subacromial impingement syndrome)

肩の検査内容で多いインピンジメント症候群。
原因は肩関節のオーバーユースである事が多くて、おのずと野球やバレーの選手が多いで。
特に部活動が盛んな学校の近くの医療機関やと、よく遭遇するんやないかと思う。
今日はそんな肩峰下インピンジメント症候群についてレクチャーしてくで!

Pancoast腫瘍(Pancoast tumor)

肺癌の中でも肺尖部に発生する癌をPancoast腫瘍と呼ぶで。
Pancoast腫瘍は近くに神経などが走ってる関係で、整形の症状が出たりすんねん。
今回はそんなPancoast腫瘍についてレクチャーしてくで!